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浦和の元日本代表MF長谷部誠(23)が、イタリア・セリエAのシエナに来年1月に移籍する
ことが確実な状況となった。6月にも獲得を目指して、交渉を進めていたシエナ関係者は
17日、あらためて今冬での長谷部獲りを明言。前回は強く慰留した浦和側も「彼の気持ちを
よく考えてあげないといけない」と容認する方針で、移籍に障害はなく、「シエナの長谷部」
誕生は確実だ。
紆余(うよ)曲折を経て、“浦和のプリンス”のイタリア移籍が確実になった。
かねて欧州でのプレーに強い希望を持っていた長谷部の元には今年6月にもシエナから
代理人を通したオファーが届いていた。しかし、今季リーグとACLの2冠を目指す浦和側は、
長谷部がチームで定位置を獲得できていないこと、2冠を狙う上では欠かせない戦力で
あることなどから強く慰留。オジェック監督との直接会談もあり、長谷部側が折れる形で
残留となった経緯があった。
しかし長谷部は夏以降、「(今冬の欧州移籍のために)自分も周りも納得できるような
プレーをしたい」と話していた通りに定位置を奪い返し、首位を走るチームの中盤に
欠かせない存在となった。それだけに浦和も今回は放出を認める方向だ。
クラブ幹部は「今までの経緯は重く感じているし、彼の気持ちをよく考えてあげないといけない。
門戸を開いて話し合いをしたい」と容認の姿勢を示した。
ただ、契約満了に伴う移籍金なしの完全移籍ではなく、契約延長をしたうえでの期限付き
移籍になる可能性が高い。これは今年1月にザルツブルクに期限付き移籍したMF三都主と
同じ形。「伸二(小野)のように、日本に戻るときは浦和でプレーしてほしい選手。
何が最良なのかを考えなければいけない」と、生え抜きのスター選手をつなぎとめておく考えだ。
ソースはURLリンク(www.tokyo-np.co.jp)