07/10/17 19:31:58 0
宮本教授は「中日は本拠地名古屋が経済圏として小さいうえ、ファンの全国的広がりがいまひとつ。
ロッテは、あのマナーの良い応援団には私も好感を持っていますが、巨人-ロッテの関東同士の
対決(JR総武線シリーズ!?)となった場合、『関東だけで勝手にやってろ』と、他の地区の
ファンがそっぽを向くと思う。昔、阪神-南海の関西同士の日本シリーズが全国的には
全く盛り上がらなかったのと同じ」と説明した。
CSがスタートしてから、札幌はヒートアップする一方だ。今季、4番のセギノールが打席に入ると
札幌ドームのスタンドには、大小のバナナ型の風船がニョキニョキと林立する。セギノールが
「バナナの国」のパナマ出身で、自身も大好物であることにちなんだ応援グッズだ。
大半は、果物生産・販売の株式会社ドールが今年5月に北海道限定で、バナナ1袋につき1本、
計10万本を配布したチア・スティック。キャンペーン終了後にファンから問い合わせが殺到したため、
今月に3万本を緊急再配布したほどだ。
ちなみに昨年は小笠原の応援グッズとして、100円グッズチェーンが販売したイルカのおもちゃが
大流行。全国で4万個が販売されたが、その内3万個以上が道内で売れたという。こんな
草の根的なプチ経済効果が日本ハムを支えている。
北海道未来総合研究所の発表によると、今季の日本ハムのリーグ優勝の経済効果は、
昨年比17億1000万円増の210億7000万円。さらにCS5試合、日本シリーズ4試合の最大9試合が
札幌ドームで行われると想定すると、計258億円まで膨れあがる見通しとか。全国の、とりわけ
北海道の日本ハムファンが熱望する、GF対決は、果たして…。