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陸上男子短距離の第一人者・朝原宣治（３５）＝大阪ガス＝が１６日、来季も現役を続行する
と表明した。朝原は「体が動く状態なのに、やめてしまうと後で後悔すると考えた」と述べた。
地元開催となった今夏の世界選手権を「競技生活の集大成と位置づけている」と
話したこともあり、去就が注目されていた。
世界選手権大阪大会では、男子４００メートルリレーのアンカーとして日本の５位入賞に貢献。
男子主将の大役も務めた。０８年北京五輪には、４大会連続となるオリンピック出場が
かかっている。
朝原は男子１００メートルの前日本記録保持者。９７年７月、スイス・ローザンヌで１０秒０８を
マークし、日本選手で初めて１０秒０台に突入した。また、大阪ガス入社後はドイツや米国に
練習拠点を置くなど、海外で競技力を磨くスタイルの先駆者として日本の陸上界に
大きな影響を与えている。
ソース：毎日jp
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