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◆Ｊ２第４５節最終日 京都２―１Ｃ大阪（１４日・西京極）
京都の梅本徹社長（５８）が、美濃部直彦前監督（４２）に代わって１４日から指揮を執ることに
なった加藤久総監督（５１）について暫定政権であることを明言した。
初陣となったＣ大阪戦は一時２点をリードしたが、後半４４分に追いつかれ２―２で３試合
連続ドロー。４位に転落した。
梅本社長は、加藤総監督がリーグ戦残り８試合限定の指揮官であるとの見解を示した。
来季の処遇について「全くの白紙。（来季も指揮する）可能性はゼロではないが、
限りなく低い。もっと大きなところからチームを見てもらう」と明言。仮にＪ１昇格を果たしても
「あくまでピンチヒッター。本来の役割に戻ってもらう」と来季はフロントに戻す意向を示した。
加藤総監督は今年１月、チーム統括として京都入り。３月には専務取締役となり、
手腕を発揮してきた。チームが６位に低迷した５月に総監督に就任。その際に同社長は、
フロントとして招へいした加藤氏を現場に出すことを一般企業になぞらえ「どこかの部署が
うまくいかなくなったら、他から応援を出すでしょ。それと同じことです」と説明していた。
登録手続きが間に合わず「コーチ」の肩書で初陣に臨んだ新指揮官。３試合続けて
終了間際に追いつかれるという悪夢にも「別に悲観する必要はない」と強気だった。
残り７戦でＪ１復帰を決め、“新監督”に来季を託す。
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