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■「夢と笑顔」取り戻して
今年1月に引退したプロボクシング元東洋太平洋ライト級チャンピオンの
坂本博之さん(36)が、全国各地の児童養護施設を訪問して、子供たちに
ボクシングを体験してもらう活動に取り組んでいる。交わすのは、拳ではなく心-。
虐待されたり、人を信じられなくなったりした子供たちに、夢と笑顔を取り戻してほしいと、
“第2のリング”で心のセッションに挑む。(桑原聡)
「人間は自分しだいで生まれ変われる。それを知ってほしい」
自らも施設の出身である坂本さんは、現役時代には“実家”である福岡市の和白青松園を
たびたび訪問し、子供たちを励ましてきた。その活動を広げるかたちで、畑山隆則さんと
世界タイトルをかけて戦った平成12年に、全国の施設の子供たちを応援するために
「こころの青空基金」を設立した。
「全国には558の児童養護施設があり、約3万人が入所しています。いま、子供の人口は
減っているというのに、入所する子供は増えている。入所した子供を調査したところ、
6割が親による虐待を受けた経験を持っているんです」
家庭が壊れ、預けられた親戚の家で食事も満足に与えられなかった経験を持つ坂本さんは、
そのために他人を誰ひとりとして信じられなくなった時期があったという。
だが、幸運にもボクシングと巡り合った。ファンの声援によって人を愛することを覚え、
人生を豊かに生きるすべを知った。そう振り返る。
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ソース
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)