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楽天・福盛和男投手(31)が米大リーグ移籍を前提として、FA(フリーエージェント)権を
行使する意向であることが6日、明らかになった。宮城・仙台市内の球団事務所で
米田純球団代表と初交渉。この日は明言を避けたが、日本シリーズ終了後に
正式表明する見込み。球団初の最下位脱出、4位浮上を決めた楽天が、守護神流出の
危機を迎えた。
人けの少ない週末の球団事務所に、スーツ姿の福盛が現れた。米田球団代表と約45分の
初交渉を終えると、足早に車に乗り込みながら強い意志を言葉に込めた。
「もう、自分の中では決まっています。でも、今はまだ何も言えません」
ロッテとの今季最終戦を終えた翌日の電撃交渉。異例の素早い行動に決意が感じられる。
福盛は6月27日にFA権を取得。その際は楽天残留を示唆していたが、斎藤(ドジャース)、
岡島(レッドソックス)ら日本人リリーバーの活躍などでメジャー移籍の夢が膨らんだ。
国内移籍については考えておらず、あくまでもメジャー移籍が前提。メジャーとの交渉が
不調に終われば楽天に残留する考えだ。今季は抑えとして34試合に登板し、
4勝2敗17セーブ。右ひじの遊離軟骨除去手術を受けるため、8月に戦列を離脱して
現在はリハビリ中だが、すでにキャッチボールなども再開しており、来季のプレーに支障はない。
米田球団代表は「残留交渉ではなく、ヒアリング。どういう考えを持っているか聞いただけ。
編成にもかかわるので、きょうから話し合いをスタートさせましょうということ」と話すに
とどまったが、球団側は2年契約を提示したもよう。また、必要な戦力としながらも
「基本的にFAは選手の自由。こちらとしては今季の成績をきちっと出した上で
話し合っていく」と話した。
3年間で49セーブを挙げた守護神の流出となれば戦力ダウンは必至。来季のAクラス入りを
狙う3年目の野村楽天が、シーズンオフ初日に早くもピンチに見舞われた。
ソースはURLリンク(www.sponichi.co.jp)