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時津風親方“二枚腰”解雇なら法的手段も視野
解雇処分は断固、拒否-。大相撲の序ノ口力士、時太山=当時(17)、本名・斉藤俊さん=
がけいこ後に急死した問題も大詰めだ。5日にも開かれる緊急理事会で、いよいよ渦中の
時津風親方(57、元小結双津竜)の処分が決定する。
相撲協会の処分には軽い方からけん責、給与減額、出場停止、番付降下、解雇の5つあるが、
理事たちの間には「前途ある若者が1人亡くなったことを重く受け止めるべきだ」という声
が強く、最も重い「解雇」が下されるのは決定的。もしそうなれば、1997年1月に
本場所の無断欠席を続けた山響親方(元小結前乃森)以来2人目となる。
しかし、時津風親方はこの処分を不服とし、場合によっては解雇処分の撤回と地位の保全を
求めて提訴する構えを見せていることがわかった。
「亡くなったのはけいこ中の事故ですよ。まだ立件もされていないんだし、たとえ立件
されても不起訴になることだってある。理事長の事情聴取からわずか4、5日で、
いきなり解雇というのは、いかにも不自然で、重過ぎます。もし不起訴になった場合、
これでは復帰できないじゃないですか。弟子たちもいることですし。戻れる道を完全に
閉ざすような処分は納得がいかない」と部屋関係者は明かす。
大相撲界には理由はどうであれ、1度離れれば2度と戻れないという厳しい不文律がある。
このため時津風親方の弁護士はきょう3日、理事会メンバーの北の湖理事長をはじめ、
議決権を持つ10人の理事全員の部屋や自宅を回って時太山が亡くなるまでのいきさつを
詳しくつづった弁明書を手渡して理解を求めることにしている。
「決してマスコミで報道されているような陰湿なかわいがりや、隠蔽工作はやっていない」
と1日夜、夕刊フジに激白した時津風親方だが、猛烈な逆風が吹き荒れる中、この最後の
訴えがどこまで通じるか。
その一方で「愛知県警は、数日中に時津風親方より先にバットで時太山を殴ったとされる
兄弟子を逮捕する準備を整えている」という情報もある。すでに“そのとき”に備えて、
墨田区両国の時津風部屋を取り巻く報道陣の数は増える一方だ。事態は刻一刻と切迫している。
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