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25日、巨人との天王山第2戦で、中日の先発・山本昌が背信のKO負けを喫した。
試合後、落合監督は「今年はもうない」と、非情にも“今季戦力外”を通告。
42歳のベテランが悲願とする、日本シリーズ初勝利は風前のともしびだ。
勝てば連覇に大きく近づく重要な一戦で4回5失点。山本昌は「慎重になったか」の
問いに、「そうなんだけど、あんなボール放ってたらいかんわ」とうなだれた。
これで2勝10敗。うち巨人から5敗を喫し、長いプロ生活でも最悪のシーズンに。
落合監督は「あいつの野球人生で初めてじゃないか。1年間立ち直れなかったな。
あいつにとってこういう年なんだろ」と、早くも山本昌の2007年シーズンを総括。
リーグ戦残り8試合にクライマックスシリーズ、さらには日本シリーズも控えるが、
「今年? もうないよ。どこで投げるの?」と切って捨てた。
これでクライマックス・シリーズでの先発登板は、かなり難しくなった。日本シリーズに
格別な思いを抱くだけに、ショックは大きいはずだ。
山本昌は通算193勝を挙げながら、過去出場した4度の日本シリーズでは0勝4敗。
いまだ日本一の経験がなく、「日本一になれるなら200勝の夢は捨てていい」とまで話している。
それでも落合監督に容赦はない。「マサもいい勉強になっただろう。オフには若いのと
一緒に練習してもらうかな。もう一度、体を温めてやらないと」と、通常ならベテランは、
免除される秋季キャンプに参加させることまで示唆した。
プロ24年目の左腕に、チャンスは残っているか。
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