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東京ＦＷ平山相太（２２）が２１日、右足内転筋痛を悪化させて明日２３日の清水戦
（味スタ）出場が微妙な状況となった。Ｕ－２２（２２歳以下）日本代表で中国に遠征した
８月上旬に発症。回復の兆しを見せていたが、前日２０日の練習試合で再び痛め、
ドクターストップ。この日のクラブの紅白戦に出場できなかった。
平山は「少しボールを蹴ったら、やれる感じだったんですけど」と表情を曇らせた。
故障当初は完治まで２～３週間の見込みだったが、北京五輪アジア最終予選に向けて
実戦感覚を維持するため、治療に専念できなかった。普段の練習から右足での
キックを封印し、リーグ戦ではスーパーサブでの途中出場のみ。
最近３試合で３得点の活躍で３連勝に貢献していただけに、原監督も「痛みが強まったと
いうので、大事を取った。五輪予選もあるし、無理をさせられない」と清水戦のベンチ入りに
ついては、試合直前まで慎重に見極めるつもりだ。
回復が遅れれば、Ｊリーグ戦はもとより、１０月１７日の五輪最終予選カタール戦（ドーハ）
にも影響する可能性がある。同予選でも最近２試合で控えに回っており、エース奪還へ
調子を上げてきた矢先の患部悪化。平山が苦境に立たされた。
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右足痛のため紅白戦を欠場し、ピッチ脇の仮説テントで休む平山
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