07/09/20 06:36:45 0
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
10歳の日本人少年がスペインの名門、アトレチコ・マドリードにスカウトされ、
入団したことが19日、分かった。山梨・南アルプス市出身の宮川類(るい)く
んが入団したのは、アレビンと呼ばれる10~12歳の少年が所属する下部組
織。17日にマドリード入りし、登録手続きも行った。将来のプロ契約に向け
て始まった大きなチャレンジ。日本人が10歳で欧州の強豪クラブに入団した
例はなく、現地でも話題になりそうだ。
宮川くんの入団のきっかけになったのは、6月にマドリードで行われた約1カ
月間のA・マドリードのサマースクールだった。ここで関係者の目に留まり、帰
国後も同スクールのパンティク校長や元スペイン代表GKのロドリゲス前強化
部長から下部組織への入団を強く勧められたという。
両親とともに17日にマドリード入りして手続きをし、19日から練習に合流。
「決まったときはうれしかった。マラドーナ以上の選手を目指したい」と宮川く
ん。素質を見抜いたパンティク校長には「日本人で最高の選手になれ」と激
励された。渡航費以外はクラブが負担するVIP待遇で、現地の日本人学
校に通いながら、将来のプロ契約を目指すことになった。
宮川くんは大叔父の秋山実さんがサッカー少年団の監督で、叔父・高田
修さん(37)が読売クラブや清水、甲府で活躍した元Jリーガーというサッカ
ー一家に育ち、3歳から本格的にサッカーを始めた。欧州を夢見るきっかけ
になったのは、高田さんと観戦した昨年12月のトヨタ・クラブW杯決勝戦だ
った。
試合はバルセロナがインテルナシオナルに0―1で敗れたが、宮川くんはバ
ルセロナにあこがれ「スペインへ行きたい」と思ったという。受け入れてくれるク
ラブはなかなか見つからず、A・マドリードも当初は枠がいっぱいで断られた。
だが、スペイン留学への思いを作文に書いて送るなどした熱意を評価され、
1カ月間のサマースクール入学が認められた。
続く