07/09/12 18:26:00 0
ヤンキースは11日、ア・リーグ東地区3位のブルージェイズと対戦し9-2で勝った。
松井秀喜外野手は5番DHで先発出場し、4打数無安打1打点。打率は.289に下がった。
6連勝と波に乗るヤンキースの中で、松井が完全に“ハマリモード”に陥っている。
この日は8回に左翼への犠飛で1打点を挙げたが、他の4打席は凡退。
この9月は28打数2安打、打率.071という惨状だ。
「全く何もない1日でしたけど、最後にあそこで犠牲フライ打てたんで、明日に
つながってくれればいいなと思います。スイングは別に悪くないんでしょうけど、
打つべきボールをちゃんと打っているかどうか。正確に捕らえられるかどうか。
その辺がもう少し確率が高くなってくれればと思います」
通算では打率.289、23本塁打、92打点。これまでの松井の
メジャーでの最高成績は、打率.305(05年)、31本塁打(04年)、
116打点(05年)。今年は、どの分野でも記録更新は微妙な状況。
昨年は左手首骨折でほぼシーズンを棒に振っただけに、「今年こそは」の
意気込みが強かったが、どうやら今年も“平年並み”の成績に終わりそうだ。
巨人時代の50本塁打のイメージからすると物足りない。
松井自身は「成績はいいに越したことはないですけど、そんなにこだわりは
ありません。本塁打も、あと何本打たなきゃいけないとかいうのはありません」と言う。
松井としては、チームの勝利が最優先。個人成績は二の次という思いがある。
だが、「5番」を任される松井が打てば打つほどチームにも勢いが付く。
その意味で、もっと自分の数字に貪欲(どんよく)になっていいはずだ。
「チームのため」といえば聞こえはいいが、毎年、「今年こそは…」の掛け声だけなら、
ファンもやがては愛想を尽かす。レギュラーシーズンは残り18試合。ラストスパートができるか-。
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