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2度のワールドカップで韓国サッカーに栄光をもたらした安貞桓（アン・ジョンファン）＝水原サムスン＝が、
2軍の試合で相手チームサポーターの野次に激高し、
観客席で言い争いをして退場となる騒ぎが起こった。
安貞桓は10日午後、ソウルワールドカップ競技場補助グラウンドで行われた2軍リーグFCソウル戦で、
前半33分にピッチを離れ、観客席でFCソウルのサポーターと言い争いをして退場処分となった。
安貞桓は、8月の釜山アイパーク戦以降、レギュラー争いに敗れ、これまで2軍で練習をしてきた。
安貞桓は前半6分、左足で先制ゴールを決めたが、相手チームサポーターからの
「高年俸の選手がなぜ2軍でプレーしているのか」などの度重なる野次に激高し、
ピッチを離れたものと分かった。
試合はソウルが2－1で勝利した。
プロサッカー連盟は「現地の関係者から、
『安貞桓がピッチを離れ、サポーター席に乗り込んで軽い言い争いをした』との報告を受けた。
試合監督官の報告書を受け取った後、追加の懲戒処分について決定するつもりだ」と説明した。
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