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巨人が大リーグのフィリーズ・井口資仁内野手(32)獲得に向け、調査を行っていることが
9日、明らかになった。同内野手は今オフ、FA(フリーエージェント)権を取得。
日本球界復帰を選択した場合、右の強打者および二塁手の戦力補強を目指す巨人が
ホワイトソックス時代に世界一に輝いたメジャー屈指の二塁手獲りに名乗りを上げる。
5年ぶりのV奪回はもちろん、2連覇を目指す原巨人が早くも来季の補強に向けて
動きだした。最大のターゲットは井口だ。今季終了後にFAとなる同選手について、
球団幹部の1人は「井口がメジャー残留を選択せず、日本球界復帰を選んでくれれば
獲得する可能性はある」と明かした。
巨人は高橋由、二岡、阿部の生え抜きに加え、今季から4年契約の小笠原と李スンヨプ、
FA資格を持つ谷も残留が濃厚。現有戦力を維持したまま、井口が加われば重量打線は
ますます破壊力を増すことになる。左打者が多い巨人打線にとって右の強打者は最大の
補強ポイント。さらに二塁というポジションも重要視される。
今季は新外国人のゴンザレスが故障続き、ベテランの木村拓と2年目の脇谷が出場して
いるが、固定できていないのが現状だ。9日までの阪神との首位攻防3連戦で、
先発出場した二塁手は3試合で計1安打。つながりを欠いて3連敗の一因ともなった。
井口はメジャーでも指折りの堅実な守備に走力、進塁打など状況に応じた打撃は高く
評価されており機動力野球を推し進める原巨人に合致している。
05年にホワイトソックスで日本人野手として初めてワールドシリーズ優勝を経験。
今季途中にフィリーズに移籍したが、話題的にも大きな魅力だ。
井口は東京・西東京市出身。青学大の先輩で古巣ダイエーの元球団オーナー・
中内正氏(48)は昨年から巨人のオーナー顧問に就任。バックアップ態勢は万全だ。
すでに非公式ながら井口サイドから巨人側に獲得に向けた打診があったとの情報もある。
井口自身はオフの去就について「そういうのは全部代理人に任せている」としながらも
「巨人でもこっち(MLB)でもソフトバンクでも、そういう意味では興味を持ってくれる
球団があるというのはうれしい」と話している。
ソース・詳細はURLリンク(www.sponichi.co.jp)