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３大テノールの一人、パバロッティさんが一時重体に
【ローマ＝松浦一樹】イタリアのＡＮＳＡ通信が５日伝えたところによると、
病気療養中の伊オペラ歌手、ルチアーノ・パバロッティさん（７１）の容体が
急激に悪化、一時、意識不明の重体になっていたことがわかった。
世界３大テノールの一人として知られるパバロッティさんは２００４年３月、
プッチーニの歌劇「トスカ」のニューヨーク公演を最後にオペラの舞台から引退。
昨年冬のトリノ五輪開会式では、美声を披露したが、その後、米国で膵臓（すいぞう）ガン
の手術を受け、出身地である伊北部モデナで療養を続けている。
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