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ラリージャパン、道央で 十勝から移行、組織委検討 集客力をアピール
【帯広】世界ラリー選手権(WRC)の日本開催レース「ラリージャパン」の
大会組織委員会(札幌)が、来年の開催地を従来の十勝管内から
札幌市近郊の道央圏に移す方向で調査を進めていることが四日分かった。
二○○九年以降、WRCの開催数が減るのを踏まえ、集客を増やして
日本開催を確保する狙い。
大会組織委は札幌や東京の企画会社などで構成。札幌市から
百キロ圏内の国、道、市有林などで、コースとして使えるかどうかや、
環境への影響を調査している。
ラリージャパンは世界各地で年十六戦行うWRCの一戦で、初開催の
二○○四年から毎年、十勝管内で開催。今年は十月二十六-二十八日に
同管内で開かれる。来年も道内開催が決まっているが、○九年以降は
年十二戦に減る見通しで、各国の開催地争いが激しくなることが予想される。
このため大会組織委は、宿泊施設や高速道路などの整備が進み、
道外からの集客も見込める道央圏で実施し、集客増をアピールすることが
○九年以降の開催地決定に有利になるとみている。
ただ同委員会の田畑邦博委員長は「十勝は市民レベルの支援があり、
簡単に移せない面もある」としており、今年の大会前後に最終的な開催地を
決める考え。
ラリージャパンは世界各国のトップレーサーが参加し、
毎年延べ二十万人以上の観客を集める。
TITLE:スポーツ 北海道新聞
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