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西武の伊東勤監督(45)の来季去就が微妙な情勢であることが3日、分かった。
昨オフに松坂大輔投手(26)がレッドソックスに移籍したチームは、3日現在、
借金7の5位に低迷。26年連続Aクラスが極めて難しい状況に追い込まれた。
再建を目指す球団は監督交代も視野に入れており、後任として2軍(グッドウィル)の
渡辺久信監督(42)の昇格が検討されていることも分かった。
西武は2日に楽天にチーム初の同一カード3連敗を喫し、屈辱的な5位転落。
球団関係者の1人は、伊東監督の手腕について「評価する部分もある」とした
一方で「現在(後任候補を)模索しているところ」と去就が微妙な情勢であることを
明かした。
今季の西武は前半戦こそAクラス争いを演じたが、夏場に失速。26年ぶりの
Bクラス転落が現実味を帯びてきた。この日、埼玉・所沢の西武第2球場で
行われた全体練習で伊東監督は「あきらめずにやれば何かが起こる」と悲壮感を
漂わせ選手にゲキを飛ばしたが、投打で浮上の兆しが見えない苦境に陥っている。
8月29日に本拠地(グッドウィルドーム)でのロッテ戦を観戦した後藤高志オーナー
(58)は「人事については話す段階でない」と沈黙。小林信次球団社長(59)も一貫して
「現段階ではノーコメント」としているが、水面下ではOBらを中心にリストアップ作業を
開始済み。現時点での筆頭候補が渡辺2軍監督だ。
現役時代には西武、ヤクルト、さらに99年から3年間は台湾でプレー。
台湾時代は兼任コーチとして若手らの指導に手腕を発揮した実績もある。
04年の2軍投手コーチを経て05年から2軍監督に就任。明るく気さくなキャラクターで
人望も厚く、若手育成などの指導力にも球団内外から評価は高い。
涌井、片岡、中島ら若手が主力に成長しているチームのイメージとも重なり、
伊東監督の後任にはうってつけの存在といえる。
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来季の監督候補に急浮上した渡辺2軍監督(右)と伊東監督
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