07/09/02 14:16:02 0
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「監督もリヨンは前よりチーム力が落ちていると言っていたし、僕たちも相手がリヨンで、
アウエーでも、もちろん勝ちに行くつもりで、チャンスは絶対にあると思って臨んだ」
第７節で最も白熱したリヨン対ル・マン戦終了後、松井大輔はこう語った。ル・マンは
リーグアンに昇格して以来、一度もリヨンに勝ったことがない。この日も２点をリードしな
がら、最終的には２－３と試合をひっくり返された。
しかし、今季のリヨンは早くも２敗を喫し、これまでの圧倒的強さを見せていない。フレ
ッジとビルトールの個人的確執は後者の移籍でとりあえず落着したものの、ほかにもゴ
ブーのジュニーニョ批判の後遺症など、過去数年チームの強みだったロッカールームの
和にいくつかの問題を抱えている。リヨンは、前ほど対戦相手を恐れさせなくなっていた。
前半のル・マンは、その事実を裏付ける戦いぶりを見せた。３０分すぎまではリヨンが押
し気味で試合を進め、２９分にはグロッソの左からのクロスをジュニーニョがヘッドでたたき、
それがゴールポスト下部に当たってわずかに外れるという場面もあった。しかし、前半のル
マンの守備はいわば“積極的なディフェンス”。リヨンの選手が攻め上がっても果敢にボー
ルを奪い返し、何度もリヨンファンにため息をつかせた。
松井はゴールにつながらなかったものの、１３分には左サイドを攻め上がって絶妙なクロ
スを送った。また、自ら１対１を挑んでボールを守るなど、守備にも精力的に加勢した。
続く