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・大阪陸協は素人だった 男子50キロ競歩誘導ミス (中日スポーツ)
男子50キロ競歩で前回8位の山崎勇喜(長谷川体育施設)は入賞争いをしていた
残り1周で競技役員が競技場内に誘導する大失態により、コース離脱で途中棄権となった。
失態の直接的な原因は競技役員の連携ミスだ。
通常は周回記録員が各選手の周回数を確認し、残り「0周」になったら、
スタジアムに入れるよう誘導係に指示する。しかし、男女20キロ
(男子・8月26日、女子・31日)の際に記録員と誘導係の距離が約20メートルあり
「声が聞き取りにくい」と指摘されたため、今回は副記録員を誘導係の近くにも配した。
この副記録員が周回数を間違えた。
コースの反対側から通過選手のゼッケンを呼び上げる役員の「(2)11」(山崎)
という声で1度チェック。さらに約20秒後、再び同じ番号を叫ぶ声が聞こえたため、
もう1度チェック。山崎が最後の周回を終えたと勘違いし、スタジアム誘導を指示してしまった。
本来ならここで正副記録員2人が照合して最終確認するが、
2人が16メートルも離れていたために、この手順が省かれた。
レース後、今大会で現場運営の大部分を担当している大阪陸上競技協会は、
50キロ競歩の大会を運営した経験がなかったことが判明した。
50キロ競歩の世界大会は1周2キロの周回コースで行われるのが一般的。
異なる周回数の選手が入り乱れるため、熟練した実務経験が必要になる。
リハーサルさえしていない“素人”が、ぶっつけ本番でできるものなのか…。
会見では、男女20キロでも似たような誘導ミスが発生しかけたことが明らかになった。
競歩軽視とも思えるような準備不足が、取り返しのつかない失態を呼んだ。
実際に競技を運営した大阪陸連の吉見副本部長は
「トラック競技で周回記録員を経験しているベテランが担当した。
(50キロ)競歩の運営経験はないが、ロードや駅伝(の周回記録)はしている」と釈明に終始。
URLリンク(www.chunichi.co.jp) ※一部抜粋