07/08/31 10:58:50 0
“アジアのハリー・ポッターとなるべく臨みたい”と昨年カンヌでの製作発表でブチ上げてはみたものの……。
“ハリポタ”どころか“ピカチュウ”にまで負けそうだ、というのが業界の一致した見方。
SMAPの香取慎吾(30)が孫悟空を演じた、映画『西遊記』(7月14日公開)である。
真っ向から否定するのは配給の東宝である。
「お客さんには足を運んでいただいています。8月19日現在で300万人を動員し、興行収入は35億円を
突破しました。目標に向けて順調に進んでいますよ」
目標というのは悟空にちなんだ59億円のこと。
「製作のフジテレビは目標100億円といっていましたから、それよりはまだマシですが、40億円台で
終わりそうです。一方、同じ東宝の配給で西遊記と同日公開した『ポケットモンスター』は、今年で
10周年ということもあり安定しています。お盆前の段階で40億円を突破していますから、残り少ない
上映期間では、とても追いつけないでしょうね」(業界関係者)
さらに追い打ちをかけるのが、同じSMAPの木村拓哉(34)主演の『HERO』(9月8日公開)だ。
「同じフジの製作ですが、こちらには東宝も目標100億円を謳っていて、力が入っています。元々、
全話の平均視聴率が30%を超えた人気ドラマ。劇場版は、邦画初の全国500スクリーンの公開で、
松本幸四郎や韓流スターのイ・ビョンホンなど豪華キャストを組むなど、『西遊記』とは随分違います」(同)
いずれにしても話題作は全て東宝なのだから、一人勝ち状態は揺らぎそうもない。とはいえ、
家族向け映画としてはピカチュウに喰われ、同じSMAPのキムタクにも喰われる慎吾ちゃん、
“ナマカ”はいない?
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