07/08/31 08:44:13 0
古田退団、来季は五輪キャスターへ－。ヤクルト・古田敦也兼任監督（４２）が今季限りでの
退団を決意、来年は北京五輪のキャスターに転身することが３０日までに、明らかになった。
同監督は今季が２年契約の最終年。すでに球団側から専任監督での続投を要請されて
いるが、チームがＢクラスに低迷している責任を感じており、クライマックスシリーズ（ＣＳ）
進出が絶望的になった時点で引責辞任を発表するもようだ。
「決まったらお話ししますから…」。
去就問題には一貫して時期尚早を強調していた古田監督が、すでに辞任の意志を固めている
ことが分かった。当初の目標でもあったクライマックスシリーズ進出が数字上なくなった時点を
メドに引責辞任を発表するもようだ。
元々、同監督は就任した０５年オフに球団側が提示した３年契約を断り、自ら２年契約を主張。
その経緯からも「兼任監督で２年」は自ら描いた既定路線だったといっていい。８月上旬に
球団側から専任監督としての続投要請を受けており、今後の去就について再考を重ねていたが、
今季のヤクルトは開幕から低迷し、Ｂクラスで終了することが確定的。責任感の強い同監督
だけに、自ら厳しい断を下した形だ。
その古田監督の新たなポストが０８年の北京五輪のキャスター就任だ。親しい関係者に
「少し野球は休みたい。これからいろんな分野の仕事もしてみたい」と漏らしており、水面下では
早くもフジテレビ、テレビ朝日、さらにＮＨＫまでが“古田獲得”に乗り出す構え。
一方、球団側も古田辞任を想定し、後任監督候補に着手し始めている。その最有力候補が
ＯＢの栗山英樹氏だ。これまで日本ハム、横浜、さらに０５年オフに復帰した巨人原監督からは
ヘッドコーチとして入閣を打診されるなど、卓越した野球理論には定評がある。
ただ最大のネックは金銭面。栗山氏はテレビ朝日、ＴＢＳラジオの野球解説者はもちろん、
白鴎大准教授、東京学芸大講師などを兼任。年収は２億円近くとも言われており、ヤクルトと
折り合わない可能性は否めない。
その場合は西武・荒木大輔投手コーチ、若松前監督の復帰まで浮上。
ソース・詳細はURLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)