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これまで沈黙を守ってきた楽天のエース・岩隈が２９日、あの問題についてようやく重い口を開いた。
２３日の試合中にベンチで野村克則育成コーチと取っ組み合い寸前の激しい口論を繰り広げた
真相を本紙に激白した。
―めったにキレないといわれるエースの乱心だったが。
岩隈：そんなことないですよ（笑い）。でも、熱くなった後「なんであんなことしたんだろう」って
後悔すること、よくあるじゃないですか。ボクもそういう感じでした。やっちゃったって。
―そこまで熱くなった理由は何？ 降板後、ベンチで試合を見ないことを野村克則コーチが注意したようだが。
岩隈：電話をしていたのは事実です。言い訳はしたくないけど、実はあの時、ちょうど子供が高熱を出していて、
入院するかしないかの状態で・・・。それにただの風邪ではなく、細菌系の病気だったので余計に心配だったんです。
だから降板後、すぐ電話をしてしまいました。結局、入院したんですが、もう退院して元気ですけどね。
―その電話を注意されたということか。
岩隈：そういうことだったと思います。でも、遊びの電話とかではなかったので、あの時は少し感情的に
なってしまった。あと（起こられたのが）ベンチだったじゃないですか。ベンチ裏なら殴られても、怒鳴られても
何をされてもいいんですが・・・。「何もこんなところで」という思いも正直あったかもしれません。
―一部放送では降板後、ずっとベンチに顔をださなかったとされているが。
岩隈：それはないですよ。用件が終わったらすぐ出てきたつもりです。でもそれは言ってもしょうがないことですからね。
>>2-以降に続く