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ついに、日本を代表する歌姫・浜崎あゆみをモデルにしたパチンコ台が、年末から年頭にかけ、
SANKYOから商品化されるという。かつては芸能人の中には敬遠する向きもあったパチンコ台の
キャラクター化だが、美空ひばりの台が出た昨年頃から、そんな空気は払拭された。浜崎が所属する
エイベックスにしても、TRFや倖田來未のパチンコ台で成功を収めている。
「タレントによってピンキリですが、大物クラスだと前払いの契約金が数千万円~1億円以上。
ロイヤルティも1台につき1500~2000円になることもある。TRFも倖田來未も10万台近くさばけたようです。
しかも、台に楽曲が使われれば、その印税も入る。タレント側にとっては、確実に早く利益を上げられる
ビジネスなんです」(パチンコ雑誌編集者)
その分、メーカー側にしたら、かなりの出費になる。だが、パチンコ業界は、警察による規制や
小型店の不調などもあって、かつて全国で1万8000店近くあった店舗数が1万2000店ほどになり、
将来的には7000店まで減るとの予測もある。ホールもメーカーも過当競争に入っていることは
間違いない。そのため、タレントもののような、少しでも客付きがいい台へのニーズが高まっているのだ。
一方、人気下降中とはいえ、看板の浜崎を「売り」に出したエイベックスにも、台所事情があるという。
「音楽事業が頭打ちの中、新しく始めた映画事業は恐ろしく金がかかり、回収期間も長く、財政基盤の
強化が必須。そこで目をつけたのが、パチンコ・パチスロ機なんです」(音楽業界関係者)
エイベックスは、さらに安室奈美恵のパチスロ化も計画中といわれる。これには、最近はジリ貧の
小室哲哉も楽曲印税が入るので期待を寄せているとか。さらにエイベックス以外でも、石原裕次郎、
サザンオールスターズといった超大物との交渉が進んでいるという。パチンコ台になるのが芸能人の
ステータスとなる日も遠くないようだ。
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