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今年の夏は暑い! そして熱い! 甲子園の高校野球…暑いグラウンドで、
きっちりユニフォームに身を包んだ選手たちが顔を真っ赤にしながら泥と汗に
まみれて走り回っている姿は、迫力があり素晴らしい。若さって美しい!
「巨人の星」「ドカベン」「キャプテン」「野球狂の詩」「タッチ」「男どアホウ甲子園」
「がんばれ!!タブチくん!!」「メジャー」…野球まんがのアニメ化は切れることがない。
日本人は野球が大好きなのだ。
細やかな心理描写
テレビのスポーツニュースも終わり、深夜にアニメ「おおきく振りかぶって」
(TBSなどで放送中)を見る。ここにまた新しい野球アニメが生まれている。
主人公は泣き虫で、速球はないが絶妙のコントロールを持つピッチャー三橋。
目が大きくて少女まんがのような頼りがいのない意気地なし、そしてずっこける姿が
ギャグタッチで見ていて気の毒なほど…。そして、相手バッターの“打ち気”を理詰めの
“勘”で見抜いて三橋をリードするキャッチャーの阿部。この2人が物語の柱だが、
ポジションに性格を合わせて描いているところも分かりやすい。チームメートにも
傑出した選手はいないし、みんな今時の等身大の高校生だ。
人間の優しさ
この西浦高校野球部をアルバイトのお金をためて立ち上げた監督・マネジャーが女性というのは、
このまんがの作者ひぐちアサさんが女性だから…というわけではないだろうが、
内容に人間の優しさも感じられて、今までの野球アニメと一味違う。
メジャーリーグのイチローや松井、松坂のような天才アスリートを見るのもいいけれど、
「おおきく振りかぶって」のような身近な少年たちの奮闘物語を見るのも楽しい。
今年の甲子園は終わった。しかし、創立1年の西浦高校野球部が、
いつか甲子園の土を踏めることを祈っていますよ。
URLリンク(www.sankei.co.jp)
おおきく振りかぶって公式HP
URLリンク(www.oofuri.com)