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視聴者の心配をヨソに70キロもの長距離を完走した欽ちゃん。
瞬間最高視聴率43.9%をマークしたが、背景にはマラソンブームもあるようだ。
来年2月開催の東京マラソン申込者数は、昨年より約6万人増の15万4700人だった
(8月17日締め切り)。JTBは、昨夏から販売している「ワールドマラソンツアー」に組み込む
マラソン数を42から52に増やした。近畿日本ツーリストもマラソンツアーを倍増させた。
皇居を走るマラソンランナーの数も、もの凄い勢いで増えている。なぜ、今マラソンブームなのか―。
「完走後の達成感は格別で、タイムという明確な結果で上達が分かりやすい。
大会に出場すればTVも来る。お祭り気分が楽しめ、共通の趣味をもつ知人ができ、
交友関係も広がります」とは東京マラソンに応募した上場企業幹部。
博報堂生活総合研究所の嶋本達嗣所長の分析はこうだ。
「マラソンは共生感覚への欲求を満たす手段のひとつとして考えられます。4~5年前から、
GDPが安定して、気持ちにゆとりが持てるようになり、これまでカラに閉じこもっていた個人が
他人と共に生きていることを実感したいというムーブメントが起こっています。
マラソンは孤独に見えて、いっしょに走っているという連帯感が味わえる。
一方で、他人と適度な距離感も保てる。その辺が多くの人に支持されるのだと思います」
もちろん、昨今の健康ブームも背景にある。今年始まった夕張マラソンは増田明美さんらが
ゲスト参加し、前夜祭も開かれた。大会の演出が凝ってきたのもブームの理由だ。
一度やってみます!?
【2007年8月22日掲載記事】
[ 2007年8月25日10時00分 ]
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)