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・朝青龍に救いの手続々…横審帰国OK (スポーツ報知)
横審も朝青龍の帰国案を支持―。2場所連続出場停止などの厳罰で
「解離性障害」と診断された横綱・朝青龍(26)=高砂=について21日、
横綱審議委員会(横審)の海老沢勝二委員長(前NHK会長)と石橋義夫前委員長
(共立女子大理事長)が、モンゴルへの帰国治療を容認する姿勢を示した。
日本相撲協会・北の湖理事長(元横綱)はこの日、先行する帰国報道にクギを刺したが、
横綱昇進を推薦する理事長の諮問機関の“勧め”は大きな意味を持ちそうだ。
母国で心のケアを行い、強い横綱として戻ってきてほしい―。
朝青龍の帰国治療に横審が“後押し”だ。
「心配です。専門家がモンゴルで静養した方がいいと言っている。いろいろあるが、
その意見を重くみて帰国の方向で処理した方がいいと思う。
反省しながら肉体、精神を鍛え直してほしい」
先代佐渡ケ嶽親方の葬儀・告別式に参列した海老沢委員長が、注目の発言を行った。
横綱の推薦及び横綱に関する諸種の案件について、日本相撲協会の諮問に
答申、進言を行う横審。そのトップの見解は、早期帰国への動きを加速させる重みがある。
事実、処分が下った8月1日の緊急理事会前、海老沢委員長は北の湖理事長に直接電話。
厳しい処分を求めた意見が、2場所出場停止という厳罰につながった。
石橋前委員長も同じ考えだ。「すべては協会で決めること」としたうえで
「彼がペナルティーを乗り越え、立派な横綱になってくれるのであれば、
その道(帰国)を選べばいい。責任は横審にもあるので、立ち直るまで見守ってあげたい」
と話した。夏巡業への休場届を出しながら、サッカーを行った行為は許されない。
だが、横綱は角界の宝。力士生命の危機に陥ってからでは遅い。白鵬(宮城野)
との東西両横綱がそろってこそ、相撲人気が復活するとの思いは強い。
強行に帰国反対を訴えていた巡業部の高田川副部長(元大関・前の山)が
「帰るのもひとつの手。帰国もあるだろう」と話すなど、協会内部でも風向きが変わってきた。
人道的にみれば、母国での治療がベスト。帰国への強い追い風が吹いてきた。
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