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イビチャ・オシムが日本代表の監督になったとき、『オシムの言葉』という本がベストセラーになった。
きっと示唆に富んだすばらしい言葉が並んでいたからだろうと思うが、最近の“オシムの言葉”には
いささかうんざりしている。
「トルシエやジーコのときのサッカーと、ビデオでよく見比べてもらえば分かると思うが、当時より日本
はよいサッカーをしていると思う。みなさんにそう思ってもらわなくてもかまいませんが」
これは、7月のアジアカップの3位決定戦で韓国にPK負けを喫したあとの記者会見での言葉だ。
しかし、誰もが知ってのとおり、その結果は散々だった。
ジーコはレギュラーばかり使い、交代策が下手で戦術的に無能だとずいぶん批判されたように記憶
しているが、オシムは違うのだろうか。
そして、最後の言葉、これも3位決定戦を前にして語った言葉だ。
「ベスト4にはいったのだから、いいのではないか。これがワールドカップ予選なら、本大会の出場権を獲得したことになる」
きっと無知な日本人を啓蒙してくれているのだろうが、すくなくともぼくはもうたくさんだ。