07/08/21 23:35:46 0
―アジアカップの総括の中で、個の力を伸ばしていくことを挙げていたが、攻撃陣の
新しいメンバーにどんなプレーを期待しているか
オシム 攻撃できるチャンスがあればいい。しかし現代のサッカーでは、攻撃のグループと
守備のグループが分かれるものではなく、ひとつのチームとしてプレーする。
今回選んだオフェンスの選手は、Jリーグで最近調子のよいチームから選んだので
あって、個人で選んだわけではない。もちろん、Jでいいからといって、そもまま
カメルーンに通用するというわけではない。しかし真剣勝負で、日本の力を測ることが
できる。もっとも、新しい選手といっても、初めて呼ぶ選手は大久保だけだ。
今ここで、私が彼らに何を期待するかと話すと、余計なプレッシャーを与えてしまう
恐れがある。普通の状態で、ノーマルなプレーをしてほしい。ただでさえ相手は強いのだし、
独りでプレーするわけでもないのだから。
―アジアカップで戦った相手よりも強いチームと対戦するとなると、守備の時間は
おのずと長くなることが予想される。しかし、今日の練習ではアジアカップのときよりも、
さらに攻撃的な練習をしていたように見えたが
オシム それは見方による。つまり攻撃の練習をしているように見えて、実は、
守備の練習にもなっていることに気付いただろうか。今日は、DFを不利な状況に
追い込んで練習していたことに、気付いていただろうか。攻撃の練習に見えていたかも
しれないが、実は守備の練習だったわけだ。つまり、(相手の)攻撃が圧倒的な状況にあって、
何ができるかを試してみたかった。カメルーンがノーマルにプレーするならば、
(カメルーンの)攻撃が数的優位を作りながらボールを運ぶことが多くなるだろう。
そこで(日本の守備陣が)何ができるか。
続きは>>2-5あたり
ソースはURLリンク(sportsnavi.yahoo.co.jp)