07/08/11 16:57:00 0
>>1からの続き
こうした事態にJリーグも、従来の見解を実質的に改め、今月7、8日に、「現場の医師が
正当な医療行為であると判断した静脈注射については、認可申請を提出しなくてよい」などと
する規定解釈の適用を各クラブに通達。JADAの判断に加え、チームドクターたちの強い
姿勢に、Jリーグが方針変更を迫られた形だ。
それでも、Jリーグで初めてドーピング違反とされた我那覇選手に対する処分及びクラブに
科された制裁金については、今のところ取り消されない見込みで、今後論議を呼びそうだ。
◆我那覇選手のドーピング問題の経緯
4月23日の練習後、風邪と下痢の症状を訴えた我那覇選手に、川崎のチームドクターが
生理食塩水200ccとビタミンB1を点滴。これについて、Jリーグのドーピングコントロール
委員会は、「正当な医療行為を除き静脈内注入(点滴)は禁止される」と定めた薬物規程に
照らし、「禁止手法に当たる行為だった」と判断。Jリーグは5月8日の臨時理事会で、
我那覇選手に出場停止6試合、川崎に制裁金1000万円を科すことを決めた。
(了)