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後半戦の千葉は「ト・レ・ビ・アン」で巻き返しを図る。トゥルースリーパーで深い眠りを獲得し、
新外国人FWレイナウド(28)の加入で得点力をアップ。
体調管理のためにビリーズ・ブート・キャンプを導入し、FW巻誠一郎(27)は先日初来日した
バルセロナFWアンリのプレーを盗んでゴール3倍増を狙う。前半戦14位と低迷した千葉が、
文字通り「トレビアン(素晴らし)」な進化で一気に上位進出を目指す。
トゥルースリーパーの導入で、疲労回復は万全だ。今夏は11日の後半戦開幕から9月1日まで、
いきなりの6連戦。ただでさえ練習が厳しいことで知られる千葉だけに、しっかり眠れるかどうかが
カギになる。宮城キャンプにも持参したMF下村は「いいっすよ。今までのベッドだと体が痛くなったけど、
これを使い始めてから寝返りの回数が減ってグッスリ眠れます」と絶賛する。
既に全選手に支給されており、過密日程を乗り切る態勢は整った。
レイナウドがリーグ14位の得点力不足を打破する。7月18日の来日以来、5日の甲府戦を含めて
既に練習試合で4戦4発の決定力。今までチームにいなかったボールが収まるタイプでもあり、
守備も懸命にこなす。「まだ100%ではないが、11日までには間に合う。(相棒の)巻のプレーは好きだし、
千葉はグループとしてもいいチームだ」と、日々溶け込んでいる。
ビリーズ・ブート・キャンプで体脂肪率ダウンと切れ味アップを図る。今夏からクラブハウスにDVDを用意し、
練習の合間にも体を動かす。昨季はパワーヨガを導入して体のバランスアップに効果があった。
今季はビリーとともに「ビクトリー!」と叫ぶ。
アンリの初来日にエース巻が刺激を受けた。横浜-バルセロナ戦は練習があったため
観戦できなかったが、以前からプレーには注目していた。「タイプも技術も全然違うけど、
飛び出しのスピードとかタイミング、人を使い、人に使われるところなどは参考になる。
自分もすごく調子がいいし、後半戦はやれそうな気がする」と言う。
前半戦はわずか3得点に終わったが「去年(12得点)はいきますよ。
期待してください」と、いつになくやる気をみなぎらせていた。
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