07/08/09 11:43:43 0
例年に無く静かなシーズンオフを過ごしたチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、
その補強戦略を改めて説明した。
毎夏の恒例となっていた大物選手獲得を見送った今オフのチェルシーは、
MFスティーブ・シドウェル、DFタル・ベン・ハイム、FWクラウディオ・ピサロ、MFフロラン・マルダと、
実力者ながら比較的ネームバリューの低い選手の獲得に補強を留めた。
これについて、現有戦力に自信を覗かせるモウリーニョは、
ケガ人続出でプレミアリーグのタイトルを逃した昨シーズンの苦い思い出から、
バックアップ選手の整備に乗り出したことを明言している。
「今のチェルシーに新たな血は必要ない。必要なのは、昨シーズンのようにケガ人が続出した際、
いかにチームを守るかだ。我々はシーズンを通して60試合以上を戦う。
そのすべてに出場できる選手などいない。
今夏の補強でチームに新たな可能性をもたらすと言えるのはピサロだけだ。
シドウェル、ベン・ハイム、マルダの3人は、チームを守るために獲得した。
昨シーズン、我々はセンターバックの選手層に問題を抱えていた。
だからこそ、ベン・ハイムの獲得には大きな意味がある。
同じように、ウイングにはマルダを加えた。彼は本当にいい選手だ。
また、中盤のセンターも、我々にとって問題となりえるポジションだ。
なぜなら、来年1月のアフリカ・ネーションズカップで、
マイケル・エッシェンなどが離脱する可能性が高いからね。だからこそ、シドウェルを獲得したんだ」
>>2に続く