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６日に就任した大宮の佐久間新監督が、本格的な戦術練習を開始した。
Ｊ１残留に向けて（１）ボールを受ける体勢（２）３人目の選手の動き（３）シュートへの
強い意識―の３つのテーマを掲げ、午前９時３０分から２時間以上、熱のこもった
指導を続けた。
しかし、周囲を心配させたのは練習終了後。苦しげな表情で左胸を押さえると、
「狭心症で昔から心臓が良くないんで」と明かした。ピッチに座ったままで取材に
応じるほど体への負担は大きかったが、気力は十分。
「２部に落ちれば人員整理の問題も出てくる。みんなの人生も懸かっているから
大変です」と残留へ“命懸け”の覚悟を見せた。
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