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ジャイアンツの阿部慎之助捕手(28)が、難病の少年を勇気づけるために豪快なアーチを
誓った。日テレ系「24時間テレビ30 愛は地球を救う」(18日・後6時半)内のコーナーで、
200万人に1人という難病の進行性骨化性線維異形成症(FOP)と闘う武田捷冶(しょうや)
くん(10)を特集。捷冶くんが大ファンという阿部は、夏休みのプレゼントとして18日の
ヤクルト戦(東京ドーム)での予告ホームランを約束した。
キャプテン阿部が、自らのバットで難病の少年へ希望と勇気を与える。
宮城県松島町で暮らす捷冶くんは、200万人に1人の発症率といわれるFOPを患い、
筋肉や細胞が骨になってしまうことから、体の自由が利かなくなっている。
明確な治療法も見つかっていないのが現状だ。そんな捷冶くんは昨年の「24時間テレビ」で、
KAT―TUNの田中聖(21)のサポートを受け、水泳に挑戦。10メートル以上泳げるように
なり、本人にとっては「人生が変わった瞬間」を体験した。
だが、病魔は容赦しなかった。症状は昨年より進行し、体の動きはさらに不自由になった。
それでも「これが僕の体」と前向きに受け止め、今一番熱中する野球に励み、あこがれの
阿部捕手に一歩でも近づこうという日々を送っている。
先月29日には捷冶くんが「かっとばせー ホームラン」と寄せ書きしたイラストと、ビデオが
番組スタッフを通じて阿部選手に手渡された。まだ対面したことのない阿部だが「捷冶くんの
ことを聞いて、初めてこの病気を知りました。捷冶くんが元気に頑張る姿を見て、僕が逆に
勇気づけられました。18日はホームランを打てるか分からないけれど、(ホームランを)
狙って打席に立ちたいと思います」とホームランを誓った。
かつて、大リーグのベーブ・ルースが、病気で入院中の少年を勇気づけるために
ホームランのプレゼントを約束し実行した話は有名だが、阿部も“和製ベーブ・ルース”と
なり捷冶くんのために立ち上がる。18日は、捷冶くんも東京ドームに足を運ぶ、
試合前に阿部選手と感激の初対面。三塁側中継ブースから阿部選手へ熱視線を送る。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)