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８０年代の伝説的深夜番組「オールナイトフジ」のオールナイターズに加わる一方、
おニャン子のメンバーとしても活躍した立見里歌さん。０２年にはおニャン子が再結成され、
新曲「同級生」を発表したが、その後はブラウン管で見ない。今どうしているのか。
「芸能活動はおニャン子の再結成といったイベントのオファーをいただいたときだけ。
普段は広告代理店を兼ねた編集プロダクションで仕事をしています。
雑誌編集や不動産広告、商品開発にテレビ番組など、間口はすごく広いんです。
ええ、当然、毎日けっこう忙しい。でも、その中でおニャン子のメンバーやスタッフとはよく連絡を取ってます」
渋谷駅に近いホテルのラウンジで会った立見さん、まずはこういった。
「おニャン子でお世話になったスタッフの方の結婚や退職のときは、みんなで集まって
お祝いしたりもします。とくに内海（和子さん）とは今でも時々食事をするくらい仲がいいんですよ」
さて、立見さんは東海大１年のとき、ミスコンに優勝してオールナイターズ入り。
８５年４月に「夕やけニャンニャン」内のオーディション“ザ・スカウト アイドルを探せ！”
に出演し、史上最高の１４２点を獲得しておニャン子に加わり、リーダー的な存在として活躍した。
そして、８６年４月にはおニャン子メンバー４人のユニット「ニャンギラス」を結成、
「私は里歌ちゃん」で歌手デビューを果たした。
「だけど、周りから音痴といわれるまでもなく、歌に対してず～っと苦手意識がありましたね。
だって、１曲レコーディングするのに、３日もかかったんですから。なのに、最近、趣味で
バンドのボーカルをやってて、友達を集めてライブハウスで歌ってるんです。
場所？ トップシークレットに決まってるじゃないですか、フフフ」
８７年４月におニャン子卒業後は、芸能界からも引退。ポニーキャニオンに就職して
宣伝部員として工藤静香なども担当する一方、９１年、青年実業家と結婚。
長男の子育てが一段落した０１年に「生産性のない主婦だけの人生ではつまらない」と仕事に復帰した。
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