07/07/21 04:29:51 0
(なかお・にむらさんからの質問)
こんにちは。久しぶりに質問させていただきます。
名古屋で放送されているドラゴンズ関連番組のなかで、井端選手が
試合中にマウンドに行って投手に声をかけることについての特集が
組まれていました。それによると、声をかけに行った時に
①一番真剣に対応して会話にまでなるのが川上
②適度に頷いているのが岡本、平井、岩瀬など
③全くといって良いほど話を聴いていなくて「適当な返事をするな!」
と怒ることもあるのが朝倉 だそうです。
選手と監督では立場も違うし、その時のシチュエーションにもよるでしょう
けれど、星野さんの延べ13年間の監督時代でマウンドで最も監督の話を
「真剣に聴いていた選手」と「殆ど馬耳東風だった選手」って一体誰ですか?
また監督からすれば、やっぱり真剣に聴いているタイプの投手の方が
使いやすいのでしょうか?
(お答えします)
わたしがマウンドにかけつけたときに、選手はどんな対応をとるか、
真剣に耳をかたむけるか、あるいは馬耳東風に聞きながすのか、いろんな
タイプがいたでしょう、と質問されたわけですね。間違いありませんね。
冗談ではありません。わたしはかってマウンドで選手が馬耳東風の態度を
とったのを経験したことがありません。そりゃあまだ余裕たっぷりのピッチャーも
いれば、パニックにおそわれているのもいますよ。
でも、だれにせよ、わたしがなんと言うか絶対に聞き漏らすまい、と集中力を
高めて、わたしの話に聞き入ります。馬耳東風なんて絶対にない。第一
そんな教育をしてきた覚えはないし、万が一、そんな態度をとる選手がいたら、
わたしは使いません。これは好き嫌いの問題ではない。グラウンドは戦場
なんですぞ。勝ち負けという命同然のやり取りをしているときに、
”おれ、知らん”なんて態度をとる戦士は必要ないんですよ
「星野仙一のQ&A」
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