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シンガー・ソングライターの吉田拓郎(61)が、今年に入って、深刻な「うつ状態」に
陥っていたことを綴った告白文を一時、公式ホームページ上に掲載していた。ファンから
心配する声もあがっていたが、文面はすでに削除。現在は夏のコンサートツアーに
向けて万全だという。
拓郎の“うつ病告白”が掲載されていたのは、先月25日からの約1週間。
2003年に肺がんの手術を無事成功させ、昨年9月の「つま恋ライブ」では約3万5000人の
ファンを沸かせて完全復活を果たしただけに、ファンの間で衝撃が走った。
「ご無沙汰の極致でありました」で始まる文面では、今年1月ハワイ旅行に向かう機上で
失神状態になったことを告白。
所属事務所に問い合わせると、「本人が書いたものです」と認めた上で、「ファンの皆さんを
心配させるつもりで書いたものではありません」と説明。文面を消去したことについては、
「深い意味はなく、文章が(蓄積されて)縦長になるとスクロールしなければならず、読みにくい。
以前から、新しい文章が届くと差し替えています」と一般のブログとは異なる“拓郎主義”を
代弁した。
現在、拓郎は2月からスタートしたレコーディングの真っ最中。体調について周囲は、「まったく
問題はありません。拓郎の場合、レコーディング中に新たなアイデアが沸くことがあったり、
ミュージシャンや楽曲に携わるスタッフとの綿密な調整もあったりで、とくに長引いているわけ
ではない」と話している。コンサートツアーは8月21日の埼玉・サンシティ越谷市民ホールから
スタートし、11月30日まで全国26都市を回る。拓郎自身、現在のホームページ上には、
「では旅の空にて満面の笑顔でお逢いしましょう 2007初夏 拓郎」と前向きな言葉を綴っている。
同世代が一様に抱える体の不安とうまく折り合いをつけながら、再び元気な声を響かせてくれそうだ。
(一部抜粋・HPに掲載されていた文章は>>2以降で)
ZAKZAK07年7月11日
URLリンク(www.zakzak.co.jp)