07/07/10 15:40:49 0
カタール代表監督ゼマルディン・ムソヴィッチは月曜日にミ・ディン・スタジアムにて
行われた前回王者日本との試合で終盤に同点として引き分けた後、誰よりも驚き、歓喜していた。
61分に高原直泰によってあげられた日本の先制点は、88分にセバスチャン・キンタマの
フリーキックによって帳消しにされ、アジア王者はグループBで勝ち点を分けあった。
「まさか今日の試合で引き分けるとは思わなかった」とボスニア人監督は語った。
「日本には個人能力の高い選手がおり、また私の選手達も合宿や親善試合を
終えてからどういった試合を見せてくれるか分からなかった」
「しかし親善試合だけではチームの完全なイメージは分からない。
大会まで待って、そこで選手たちがどういったプレーをするかを見て初めて分かってくる」
日本に対し良いパフォーマンスを見せた選手達をムソヴィッチは賞賛した。
しかし、予想に反しグループ首位のベトナムとの次の試合には、
今回の結果をあまり影響させないと話した。
「今日の結果と、この試合での選手のプレーに満足している。
初戦というものに、選手たちが対応するのは難しいことだ。
一試合ずつ、取り組んでいく。
今は非常に素晴らしい位置にいるが、まだ初戦を終えただけだ。
ベトナム戦と最後のUAE戦が、次のステージに進出できるかどうかを決定するため、
良いパフォーマンスを見せなくてはならない。我々は今非常にモチベーションが高い」
しかしながら良い試合結果とは別に、フセイン・ヤセルが日本の交代選手、橋本英郎への
タックルで警告を受け、退場となってしまった。
その判定に納得できなかったムソヴィッチは、主審に抗議、ロスタイムに退場処分となった。
「あのファウルは近くで見ていた」とムソヴィッチは語った。
「私は審判よりも良い位置で見ていた。ヤセルはボールを奪おうとしていただけで、
ファウルをするつもりは無かった」
「次の試合は彼抜きで戦わなければならない。
審判はロスタイムだったということを考慮するべきだった。
ヤセルが試合中あまりファウルをしていなかった攻撃の選手だということも」
URLリンク(www.afcasiancup.com)