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【ハノイ=久保武司】カタール相手に主導権を握りながら、得点は後半16分に
FW高原の先制点だけ。残り2分に追いつかれ痛恨のドロー。試合後のオシム
監督の説教もあって、選手たちは茫然自失の状態で2戦目となるUAE戦(13
日)を迎える非常事態に陥った。
後半16分にFW高原が先制し、日本得意の先行逃げ切りの形はできた。だが、
オシム采配には疑問符も。この試合のポイントは南米の強豪ウルグアイからカ
タールに帰化し、ただ1人アジアレベルではない動きをしていたFWセバスティ
アンをどう抑えるかだった。
後半、疲れが出て、DFの裏を突かれる危険が膨れあがったところで、「スピード
で対抗できるDF坪井(浦和)投入」が協会幹部の描いた逃げ切りのシナリオ。
だが、老将は、後半35分に守備的MF橋本(G大阪)を入れた。
残り2分で、そのセバスティアンにFKを決められた。ファウルにつながるスペース
を与えてしまった橋本は「それを生み出したのは僕ですから…」と肩を落とした。
同点のきっかけを作ったファウルを犯したDF阿部は「自分のミスです。言い訳は
できません」と平身低頭。ロスタイムで逆転の決定機を外したMF羽生は「やばい
っす」と泣き出しそうだった。
指揮官は「死ぬ気でやっていないヤツがいる」と傷口に塩を塗りつけるような怒り
ぶりだったという。選手を怒鳴ってカツを入れ、奮起を期待できるかどうか。「語録」
に代表される人格者に、更迭論がくすぶる可能性は否定できない。
ソース:
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