07/07/04 22:11:14 0
>>2の続き
「あのピッチングをしたら代えられる」
それにしても、日本だったら間違いなく行っていたであろう最終回のマウンドだが、8回を投げ終えた時点での
球数が122だったこともあり、松坂のメジャー初完封はお預けとなった。いつもなら、100球に近づいたころに、
「まだ行けるか?」という打診がベンチに戻った際にあるのだが、101球で7回を投げ終えたこの試合は
なかったという。しかし、8回、岩村と対戦しているころ、すでに右中間にあるレッドソックスのブルペンでは、
守護神ジョナサン・パペルボンが肩をつくり始めており、8回を終えてベンチに戻ると、即、「お役御免」となった。
「9回も行きたいとは思っていましたけど、まあ、ないなとも思っていました。きょうは7、8回の自分のピッチングに
対して、自分自身に失望していましたし、あのピッチングをしていたら代えられると思っていました」
松坂が感じたもの。岩村が感じたもの。この試合、松坂はそれを内なるものに感じ、岩村は外に向けた。
レッドソックスとデビルレイズ、両チームの戦いはまだ17試合も残っている。今後2人はどのような戦いを
繰り広げるのか。この日感じた失望をどう生かすのか。
<了>