07/07/04 22:11:00 0
松坂と岩村、それぞれの思い
メジャー初対決は4打数1安打3三振
岩村が見せた“ムカついた”表情
3回、1死走者なし。岩村明憲は、松坂大輔のボールからストライクゾーンに入ってくる外角の
バックドア・スライダーに空振り三振を喫した。その直後、岩村が三塁側ダッグアウトに向かって
歩き始めたときの表情が印象的だった。唇をかみ締め、感情を抑えてはいたものの、「真っすぐで
向かって来いよ!」というような“ムカついた”表情。試合後、岩村は松坂について失望感をあらわにした。
「(これまでに)何度も対戦しているわけではないけれどね。変化球がいいのは分かるけど、
まっすぐあっての変化球。あれも彼のスタイルなんだろう……」
変化球主体の理由
確かにこの試合の松坂は、変化球主体のピッチングだったが、それには理由があった。
「きょうは最初から良くないだろうなという自覚の中、試合に入っていきましたけど、悪いなりに抑えられたと
思う。ブルペンでも良くなかったですし、試合の中でも、スピードも出なかった。前回と比べると勢いも
なかった。多分、受けているバリテックもそう感じていたので、変化球を軸に攻めていくことになったと思う」
この試合の最速は93マイル(150キロ)。それも、2回、タイ・ウィギントンをセカンドゴロに打ち取った際の
1球だけで、ストレートの球速はほとんど、球場表示で90~91マイル(145キロ~146キロ)ほどだった。
しかしながら、「幸いスライダーがよくなってきたので、そのスライダーとカットボールを軸に(バリテックに)
うまく組み立ててもらった」。その結果、8回4安打無失点で、10勝目(5敗) をマークし、気がつけば防御率も
3.53となった。
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ソース ~スポーツナビ~
URLリンク(sportsnavi.yahoo.co.jp)