07/07/03 15:45:35 0
>>1
※続き
リーグ側は、
(1)クラブ経営の安定・改善、
(2)小規模クラブでも優秀な選手獲得する機会を拡大、
(3)新クラブ創立を推進する、
というメリットがあると説明している。ちなみにドラフトで指名された選手は3年契約で、
1巡目に指名された選手の年俸は5000万ウォン(約600万円)に設定され、
2巡目以降金額は下がっていく。ユース出身の選手は4人まで当該チームに優先的に入団できる。
どうも選手よりもクラブ側の都合が先行している。
韓国サッカーに詳しい慎武宏氏は「(05年に入団したFCソウルの)パク・ジュヨン争奪戦が
ドラフト再導入のきっかけとなった」と語る。パクの入団に際しては60億ウォン(約7億5000万円)
以上の巨額が動いているとうわさされた。「世界的な動きに明らかに逆行している」と慎氏は眉をひそめる。
かつて大学からJリーグに渡ったノ・ジョンユンやキム・デイは「ドラフト逃れ」のそしりを受け、
すでにJ入りの内定した選手がK側の強行指名を受けて入団が頓挫した例もあった。
当時の韓国メディアの反応は選手側に厳しいものも多かったが、今回、批判はむしろリーグ側に
向いている。世界レベルで移籍が頻繁に行われるサッカーにドラフトはそぐわない、新人の
K離れを加速させる、と危機感を抱いている。