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アジア杯(7月7日開幕・ベトナムなど4カ国)3連覇へ向けて事前合宿中のサッカー日本代表は
2日、千葉県内で練習を行い、グラウンド全面を使った3対3の練習などハードな内容で汗を流した。
本番を目前に控え、FW陣とのコンビネーションを確認したMF中村俊輔(29)=セルティック=は、
FW巻誠一郎(26)らに“ダメ出し”して、チームとしてさらなる高みを目指すことを誓った。
世界のナカムラが、アジア杯3連覇に向け、自我をむき出しにした。この日最後に行われた9対9の
試合形式の練習中、中村俊はサイドから上げたセンタリングが、中央にいたFW巻に合わないと、
すぐさま修正に動いた。「入ってくるのが遅い。もっと早く入ってほしい」。厳しい言葉をぶつけた。
「1本のパスと、受け手の動きだしだけでゴールが決まることだってある」。アジア杯を目前に控え、
何度も修羅場の戦いを経験してきた男が、鬼モードに入った。代表スタッフからは「自分のスピード、
意識で(FW陣に)要求していけ」と言われているだけに、パスの受け手のレベルに合わせるつもりはない。
巻だけでなく、FW矢野に対しても自分のプレーの質を伝え「そういう面はタカ(高原)が一番」と、
ドイツで活躍する日本のエースストライカー並みの動きを要求した。
00、04年とアジア杯優勝を経験したが「今回が一番難しい。オレはこのチームで長いわけじゃないし、
やりがいはあるけど、難易度は高い」と危機感を感じている。これまではオシムジャパンの戦い方に
合わせようとしてきた中村俊が、本番を前にリーダーシップを前面に押し出し始めた。「意思の疎通を
どんどん追求していかないといけない」と、三度、歓喜を味わうためには、厳しさも辞さない覚悟だ。
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