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3年前の1月に独立し、早くも20人近い弟子を率いている錣山親方(元関脇寺尾)も「根気よくやっていくしか
ない」と話す。錣山部屋には6月、体格に恵まれた入門希望者が見学に訪れたが、けいこの厳しさを目の当たりに
して取りやめたという。親方は「本当は今回の新弟子検査を受ける予定だった」と残念そうに話した。
「時の流れだろう」。こう言い切るのは相撲ファンで作家の藤本義一さん。藤本さんは「国技とはいうものの、
外国人力士が増えて国技ではなくなっている。野球やサッカーの影響もあり、少なくともこの20年ぐらいで
相撲人気を支える根底は崩れた。悲しいし情けない」と話す。
その上で藤本さんは「相撲は興行なのに、魅力的なものを生み出す力がなくなっている。相撲協会の中で、
魅力的なものにするための発案・発言をする人がいないことが原因だ。人気を取り戻すのには時間がかかる
だろう」と分析した。