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酷使の影響目立つヤンキースのブルペン とんだ奇行も
2007年7月1日 (日) 13:03 MAJOR.JP
【ニューヨーク３０日＝Bryan Hoch / MLB.com】この日当地で行われたオークランド・アスレチックス戦で、
７回途中から先発した井川慶投手の後を受けて登板したニューヨーク・ヤンキースのスコット・プロクター投手。
しかし３点を失う間に１死しか取れず、ファンのブーイングにさらされてダッグアウトに戻るという屈辱の降板と
なった。
アスレチックスの１安打完封リレーの前にヤンキースが完敗すると、なんとプロクターはロッカールームから
野球用具を持ち出し、自軍ダッグアウト前で火をつけるという暴挙に及んだ。「今はガラクタのような投球を
している。ストライクゾーンに投げ込んでアウトが取れる気がしない」と、すっかり自信喪失気味のプロクター。
３０歳のベテランも、このところの遠征ではバリー・ボンズ外野手（ジャイアンツ）に７４９号を打たれるわ、
延長戦でサヨナラ安打を許すわ、９回に押し出しでサヨナラ負けを喫するわと踏んだり蹴ったりの投球が
続いており、さらにこの日の不甲斐ないピッチングでプライドが崩れてしまったようだ。
ヤンキースのブルペンでは、この日プロクターの後を継いだ左腕マイク・マイヤーズ投手も万全とは言えず、
前日にはやはり中継ぎのカイル・ファーンズワース投手が途中降板の指示にキレてしまった。この状況について
ロン・ギドリー投手コーチを直撃すると「答えがあればいいのだが。シーズン前半の酷使がたたってクタクタ
なのかもしれない。連日の出番に疲れているのかもしれない」と、確かな答えは得られなかった。
昨季はア・リーグ最多の８３試合に登板したプロクター。登板過多で右ひじの違和感を感じながらも
ジョー・トーリ監督の要請に応えて投げ続けた。トーリ監督は最近のプロクターについて「ストライクを
先行させることができていない」とバッサリ。ギドリー・コーチは「それができないからうっぷんがたまり、
自分の投球を見失っているのではないか」と推し量っている。「今日は話ができる状態じゃないが、明日は
気持ちも治まっているだろう。明日、何かを抱え込んでいないか聞いてみるよ」
ソース ～MAJOR.JP～
URLﾘﾝｸ(mlb.yahoo.co.jp)