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イチロー「猛打賞」で首位打者に肉薄 城島は沈黙
2007年7月1日 (日) 14:10 MAJOR.JP
シアトル・マリナーズのイチロー外野手は３０日、地元でのトロント・ブルージェイズ戦に
「１番・中堅」で先発出場。５打数３安打と「猛打賞」の大当たりで打率を３割６分８厘まで上げ、
ア・リーグ打率トップのマグリオ・オルドネス外野手にわずか２厘差まで迫った。「６番・捕手」で
出場の城島健司捕手は３打数ノーヒット、１得点。マリナーズは８－３で快勝し、連勝を７に伸ばした。
イチローは初回の第１打席で、元サイ・ヤング賞右腕のブルージェイズ先発ロイ・ハラデー投手から
ファーストへの内野安打で出塁。すかさず二塁へ今季２３個目の盗塁を決める。３回の第２打席でも
ライトへのヒットを放つと、５回には高いバウンドの打球が投手への内野安打となった。その後の
２打席はサードへのファウルフライとセンターライナーに終わったが、いよいよ首位打者の座が
目前に迫ってきている。
城島はサードゴロ、空振り三振、サードゴロと、ハラデーの前に沈黙。それでも７回の第４打席では
無死一塁でブルージェイズの２番手ジェーソン・フレーザー投手から四球を選び、後続のタイムリーで
８点目のホームを踏んだ。ただし打率は３割を切り、２割９分９厘まで下がった。
マリナーズは１－１の６回にエイドリアン・ベルトレ三塁手の適時打などで、ハラデーから２点を
勝ち越し。続く７回にはブルージェイズのリリーフ陣を攻め、打者９人の猛攻で一気に５点を追加して
試合を決めた。７回途中まで５安打１失点と好投した先発ミゲル・バティスタ投手が８勝目（６敗）を
マーク。一方、６回３失点のハラデーが３敗目（９勝）を喫している。
by MAJOR.JP編集部
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