07/07/01 12:56:06 0
【大分0-3横浜】
無人のピッチにサポーターの怒号が降り注いだ。
大分が横浜に今季初の3連敗、屈辱の3試合連続完封負け。自動降格圏を脱出できないまま前半戦を終了した。
梅崎らU―20W杯出場中の3人に故障者続出が重なり、本来MFの藤田がDFで先発するほどの急造布陣に、
勝利を期待するのはやはり酷だった。1、2点目はともにセットプレーからの失点。
完全に集中力を失った3点目は、横浜・山瀬功のシュートをGK下川が1度は弾いたが
もはやペナルティーエリア内の誰もカバーせず、棒立ちのまま再び押し込まれた。
前半は形すら作れなかった攻撃は後半、腰痛と右太もも痛でこの2試合ベンチからも
外れていた高松が、松橋章とともに強行出場。だが痛みを押すエースの鬼気迫るヘッドもすべて空砲だった。
デーゲームで勝ち点1差の中にひしめいていた甲府が引き分けて大宮が敗れ、
大分は勝ち点「3」を取れば降格圏脱出できた。それが今季8回目の完封負けで脱出はさらに遠のいた。
ゴール裏には怒り心頭のサポーター約1000人が試合後2時間近く居座り、溝畑社長に成績低迷の謝罪と説明を要求。
一部サポーターはグラウンド乱入する騒動になった。
「おわび申し上げる」と7度もサポーターに頭を下げた社長は「けが人の見極めなど、
これから1週間で手は打つ」と明言し、今月8日、今後の強化方針についてサポーターへの説明会を開くと公約。
やはり成績低迷でサポーターが居座りを起こした05年は当時の皇甫官監督のシーズン途中退任に発展。
8月11日のリーグ再開まで約40日。シャムスカ大分はこのがけっぷちから再生できるのだろうか。
▼大分シャムスカ監督
40日間の中断にけが人も回復するだろう。昨年の快進撃もリーグ戦中断後だった。
今年もそれを見せたい。チームを信じ、サポーターの力を貸して欲しい。
URLリンク(www.sponichi.co.jp)