07/07/01 11:27:00 0
暑い夏には、ド派手なファイター・シイラが良く似合う。
青い空と海をバックに、猛烈に暴れ回る姿がたまらない。今年もその季節がやってくる。
そして早くも駿河湾に、待望のシイラが集結し出した。沼津我入道『勘七丸』から、暴れん坊との対決に繰り出した。
■鳥山の下に発見
「今年も入ってきたぞ！！」。芹沢吉徳店主からの連絡に、翌日、沼津港へ走った。
早朝４時半。息子の潤二船長が待っていた。さっそく、石廊崎方面へ船を走らせる。
少しずつ明るさが増し、富士山の麓が一瞬、紫色からオレンジ色に変わり、そして青色になる。朝の始まりだ。
流木などをチェックしながら、ゆっくりと走っていた船が、突然、ものすごいスピードに変わった。
「いたぞぉ！！」。船長が叫ぶ。たくさんの鳥。その下に、バシャバシャと水柱が立ち、シイラが跳ねている。
キャスト可能な距離まで近付き、「いいよっ！！」。４０グラムのイワシに似たリアルベイトをキャスト。
そして、ストップ＆ゴーを繰り返す。弱った魚をイメージし、ルアーを動かしてやる。
■チャンス到来！！
「ゴッ、ギュ！」。来た！ 直後、「ギュギュギュギュギュー！！」。
そしてジャンプ、ジャンプ…。ジャンプを繰り返し、走り回る。右に、左に、ものすごい勢いで走り回る。
大型のネットですくってもらい、そしてリリース。水中を見ると、メーターオーバーのシイラが群れている。
釣れたシイラに付いて来ていたようだ。
■ビギナーも夢中
その群れに、他のアングラーがキャスト。「ヒット！！」。
ミヨシでキャストしていたアングラーも、メーターオーバーをヒットさせた。
もう１人のアングラーは、シイラゲームが初めて。ヒットの連続に「一発ではまってしまいました！！」
今回は、最初はリアル系のイワシに似たルアーに活性が高く、太陽の位置が
高くなるにつれて、ポッパータイプが良くなった。メーターオーバーが、大量に駿河湾に入ってきた。
そして、今年もシイラゲームが幕を開けた。チャンス到来！！
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