07/06/30 09:31:41 0 BE:553825049-2BP(560)
神尾さんがバイオリン部門で快挙 モスクワの国際コンクール (SANSPO.COM)
モスクワで29日に開かれた第13回チャイコフスキー国際コンクールの
バイオリン部門本選会で、日本の神尾真由子さん(21)
=大阪府豊中市出身=が優勝した。
4年に1回開催される同コンクールは若手演奏家の登竜門として世界的に知られる。
バイオリン部門で日本人が優勝したのは1990年の諏訪内晶子さん以来、2人目の快挙。
演奏・声楽の4部門での日本人の優勝は4人目となる。
また、ドイツから出場した日系の有希マヌエラ・ヤンケさん(20)が3位になった。
優勝発表後、神尾さんは「本当にうれしい。このコンクールに自分が来るなんて思っていなかった」
と喜びを語った。
神尾さんは4歳でバイオリンを始め、10歳の時にシャルル・デュトワ指揮の交響楽団との
共演でデビュー。国内外の著名オーケストラと共演し、前評判が高かった。
ストラディバリ製作のバイオリンを使用。29日の本選では最後の奏者として
チャイコフスキーとシベリウスのバイオリン協奏曲を演奏した。
原田幸一郎氏や、ニューヨークの名門ジュリアード音楽院プレカレッジの
ドロシー・ディレイ氏らに師事。桐朋女子高を経て、現在はスイスのチューリヒで
ザハール・ブロン氏の指導を受けている。
バイオリン部門では2回の予選の後、神尾さんら6人が本選に進んでいた。
同コンクールでは98年に声楽で佐藤美枝子さん、
2002年にピアノで上原彩子さんが優勝している。
昨年は会場となるモスクワ音楽院が改修中で延期され、今回は5年ぶりの開催となった。
(共同)
URLリンク(www.sanspo.com)
神尾真由子
URLリンク(www.aspen.jp)