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ひと区切りをつけたつもりの三浦側の意向とは裏腹に、問題はさらなる長期化の様相を
呈してきた。異例ともいえる事務所サイドからの退団会見。今時氏が強調したのは、
「監督批判はしていない」の一点だった。3日のサテライト・名古屋戦(三木)後の発言を
報じた一部メディアの責任とし、「直接に監督批判ととられたことに納得していない」と話した。
それを伝え聞いた安達社長は驚きを隠せない。「びっくりしている。10日間の謹慎を
言い渡した時になぜ反論しなかったのか」。処分を受けた後で、なぜこの段階になって
不服を申し立てるのか。両者のすれ違いが浮き彫りとなった。
神戸側も移籍を容認したとはいえ、交渉のハードルが下がったわけではない。
契約解除をすれば移籍金ゼロで新天地を探せるものの、安達社長は「サッカー界として
許されるべきことではない」と語気を強める。保有権は確保し、移籍金はきっちり取る意向で、
同じJ1のライバルに放出することにも難色を示している。
対する今時氏は「規則に沿っても(移籍金は)そんなに高い金額にはならない」と楽観的だ。
しかし、これまで横浜FCをはじめ複数クラブと交渉しながら正式オファーに至らなかったのも、
6000万円(推定)の高額年俸がネックだった。退団を正式表明したとはいえ、状況が
変わったわけではない。
三浦本人はこの日も姿を見せることはなかった。神戸市内で自主トレを続けている模様だが、
3週間のブランクはあまりに大きい。移籍先が見つからない場合には、来年1月31日の
契約満了日まで飼い殺しとなる可能性もある。選択肢はJ1だけでなく、J2から海外まで
広げるつもりだが、いまだ正式オファーはない状況。アツの試練は続く。
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