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ボクシングの協栄ワールドとFEGが業務提携
プロボクシングの協栄ワールド株式会社と、「Ｋ－１」、「ＨＥＲＯ’Ｓ」を運営する株式会社ＦＥＧが２６日、
都内で合同記者会見を開き、業務提携することを発表した。今年新たに設立される協栄ワールドロシア支部と
キルギス支部を通じて、現地で優秀な格闘選手を発掘し、ボクシングのみならず、Ｋ－１や総合格闘技の
選手を育て、ＦＥＧの主催する大会にも派遣していくことになった。
会見には協栄ワールド株式会社の金平桂一郎代表取締役社長と、ＦＥＧの谷川貞治イベントプロデューサー、
元世界王者で協栄ロシア支部のユーリ・アルバチャコフ氏、同じく元世界王者で同キルギス支部の
オルズベック・ナザロフ氏が出席した。
協栄ワールドとＦＥＧは、ロシアのサンクトペテルブルグを拠点に活動しているアルバチャコフ氏と、キルギスの
首都ビシュケクでスポーツ大臣もしているナザロフ氏を介して現地で優秀な選手を発掘し、ボクシング、
キックボクシング、総合格闘技というように競技ごとに育成し、ボクサーは日本の協栄ボクシングジムへ、
キックや総合の選手はＫ－１やＨＥＲＯ’Ｓへ派遣することで合意した。提携は谷川氏から「何かやりましょうよ」と
声を掛け、金平社長が具体的なアイデアを出して実現したという。
谷川氏は「協栄さんとは先代の正紀会長のときからのお付き合いがありました。ロシアにはヒョードルのような
化け物がたくさんいると思います。ロシアでＫ－１のトライアウトを開き、来年か再来年にはロシアでワールドＧＰも
開けるんじゃないか。そうなればＭＡＸの勢力図も変わってくると思います」と強い期待を寄せた。
金平社長は「他の格闘技の選手をボクシングのリングに上げたり、われわれスタッフがＫ－１の試合の
セコンドに付いたりすることは絶対にしない。あくまでＪＢＣ（日本ボクシングコミッション）のルールを
遵守しながらやっていきます」と述べた。
ボクシングとＫ－１、総合格闘技という競技の垣根を越えた人材育成プロジェクトが始動する。
ソース ～スポーツナビ～
URLﾘﾝｸ(sportsnavi.yahoo.co.jp)