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1人、2人、そして3人。パイレーツに桑田真澄投手が加わってから2週間ほどの
間に、3人の中継ぎ投手が荷物をまとめてロッカールームを去っていった。
それは桑田が競争に勝ち残ってきたあかしでもある。最初はリードされた場面の
登板だったが、リードした場面や競り合っている場面でも起用され始めた。いつ
でも簡単にカウントを整えられる制球力で、トレーシー監督から「終盤でストライ
クが取れるのは大事」と信頼を得ている。
評価が高まったのはマリナーズ3連戦。初めてリードした展開で投げた19日は、
きっちり抑えて勝利に貢献。21日にはイチローから空振り三振を奪い、トレーシ
ー監督に「米国であんな空振りをするイチローを見たことない」と言わせた。
桑田は「どこでもいいんですよ、僕は」と場面にこだわりはない。長年の夢がかな
っただけで幸せなようだ。時間さえあれば、若い2人の捕手をつかまえ、配球の話
をしている。そういう細かな工夫も好投につながっているのだろう。
25日は休養日で選手は姿を見せなかった。26日からは13連戦。39歳の中継ぎ
右腕が、初勝利を挙げる日も遠くはなさそうだ。
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